足ツボの本当の意味とは?反射区と経穴の違い
足ツボマッサージと聞くとどういったイメージを持ちますか?
一般的には足ツボマッサージと呼ばれるものはリフレクソロジー(反射療法)のことを指すことが多いです。
ツボというのは本来は経穴を意味しています。そこで足ツボと呼ばれるもの「反射区」と「経穴」の違いについてみていきます。
反射区と経穴の違いとは?
リフレクソロジー(反射療法)は反射区を刺激することにより対応している臓器・器官の調子を整えます。反射区とは内臓や各器官とつながっている末梢神経が集中している場所、そして反射区は足裏に集中しています。
反射区は全身に存在しているのですが、反射区は足裏に集中しているためリフレクソロジーは足という認識がついているのだと考えます。
ツボというのは本来経穴を意味します。体全身に気が流れており、気の流れを経絡と呼びます。気が集中する場所のことを経穴と呼びます。気の集中する場所を刺激することにより、体の気の流れを改善し体調を整える効果があります。
経穴はある一点(ポイント)に集中しています。反射区は面(ゾーン)になっています。
経穴と反射区、足ツボを押すときの違い
足ツボを揉むと一言で言っても、経穴と反射区どちらを刺激するかによっても押し方が違ってきます。
経穴は点(ポイント)になるので点を押し込む、反射区は面(ゾーン)になるため面で捉えて押し込む。
「足ツボをゴリゴリ刺激する」といわれることがあります。足ツボをゴリゴリ刺激するというのは、面(ゾーン)で捉えているため反射区を刺激している、という意味になります。
まとめ
反射区と経穴、足ツボの違いについてみていきました。足裏には反射区と経穴があります。足ツボと一括りで呼ばれますがこういった違いがあります。
足にツボが集中しているということは各器官とつながっている大切な場所。足ツボの理論を理解することも大切。